人間の長所!それは最悪の時に最大の力を発揮することだ!
(人間の短所は最悪になるまで最低の力しか出さないことです。)
MYKがさらに集中力をなくしたこともあり、戦況はASKが有利になっていた。

ここからは、ちいさなミスが命取りになる(いまさら)
迎えた雨の中の16番ホール、ASKはこれに勝てば勝利が決まる。 MYKにはもう後が無くなった。


ASK、MYK共に近い位置に1オン、パットによる勝負となった。
一般的に、終盤になれば気力は高まるものだが、 今の二人は「タイミングよくボタンを押すのが面倒になってきた」と、 逆に最低に近づきつつあった。

ASK「あー、パットはめんどくせー」

そんな気の抜けたパッティングが入るわけない
たった4メートルのパットを外すASK。しかし、これはMYKにとってはチャンスである。これ決めればこのホールは勝ちになる。 追い詰められたMYKに、わずかな希望が生まれた。

MYK「やったー、これはチャンスだー(棒読み)」

追い詰められた人間が打ったとは思えない程の大胆なパッティング
その時!不甲斐無いMYKに向け、ASKが最も適切な応援をした!!

ASK「だいじにいこう!」

声援を受け、MYKは1メートルのパッティングを見事に外す

試合終了
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なにやってんだお前ら

おめでとうASKのかちです

おめでとうASKのかちです

ざんねんでしたMYKのまけです
・・・最初、二人は互いのゴルフセンスを競うために戦っていた。 それが次第に、ただのヤジの飛ばしあいになり、 タイミングよくボタンを押すのが面倒になる等して、目的を失ってしまった。 すべては、二人の集中力の無さが原因であろう。 では、彼らが最初に言っていた台詞と、最後に残した台詞を比べて終戦としたい。

「勝ったほうのゴルフセンスが上、つまりは!すべてのゴルフゲームにおいて上ってことだ! 」
↓

「ゴルフなんて、パットだけで決まっちまう。」

「こーなりゃ真剣勝負だぜ!負けたらそいつはもうゴルフじゃ勝てねーって認めるんだ! 」
↓

「パットはめんどくせー。」
終戦